『あさひなぐ』23巻の感想

 本誌でも読んでるんですけど、ゆっくりまとめて読むと凄く綺麗に物語を繋げているんだなっていう話。ネタバレを含みます。

 

 21巻で因縁の相手、1巻から打倒を目標としてきた一堂寧々/國陵に勝利。しかし絶対的エース宮路真春の故障という大きな問題を抱えながら、二ツ坂は団体でのインターハイ本選への切符を手に入れます。22,23巻では、二ツ坂高校からは旭と夏之の2人だけがエントリーした関東大会が繰り広げられます。

 

 22巻の最後254話と23巻は順に

・やす子の過去話

・旭 vs. 摂

・國陵3年生の引退試合

・男子個人戦

と展開されていきます。

 

 高校時代という青春の全てをなぎなたに捧げる少女たち、その物語であり、21巻の時点である意味そのピークを迎えたと言っても過言ではありません。(当然、熊本東をはじめとした強豪校との戦いはまだあるんでしょうけど、旭のストーリーとして団体戦とはいえ一堂寧々というライバルと戦い、そして勝利したというのはこれ以上ない盛り上がりどころだと思うのです。)

 しかし関東大会を通して、過去に前十字靭帯断裂を抱えたチームメイトに無理をさせ選手生命を絶たせてしまい、なぎなたから逃げたやす子。選手生命が絶たれた後、出雲英豊(選抜団体全国優勝の高校)の指導者となっている山吹。喘息持ちの、部活として一瞬に全力を注ぐのではなく、一生をなぎなたと共にあろうとする摂を描くことによって、前十字靭帯断裂という選手生命を脅かす怪我を抱えた真春や、ただがむしゃらに目の前のことに全力でやってきた旭に、『高校部活のなぎなた』だけでないその先を考えさせます。この話によって『熱い青春部活漫画』を超えて、生き方・在り方の物語になりました。

 その先が何であるのか、旭は『一瞬考えてまた熱気の中に(高校部活のなぎなた)に引き戻され』て、國陵の団体戦寒河江と三須の引退試合や乃木進太郎の引退試合へとストーリーは続きます。國陵にしても乃木にしても丁寧にキャラクターが描かれてきたので、その引退試合の涙は避けられません。彼らが部活としてやってきて「なぎなた部」や「表彰状とトロフィー」など残った形も、それだけで感動なんですけど、「その先」の話によってもっと奥行きのあるものになっているような気がします。

 

 個人的に、最終的にプロになってお金を稼ぐことになる可能性が限りなく低いのに「部活」ってものに全力を注ぐことはできなかったし、注ぐ意味もよくわかりませんでした。『全力を注いだことは自信となり、その後に人生の大きな支えに〜』みたいなことを全うに受け止められてたら、こんな捻くれクソオタクになんかなってないのです。まぁ、だからこそなんかそれに全力を注ぐ青春は儚くて美しい、という感じもして漫画として読むのは好きなんですが。摂の『ごはんを食べたり、本を読んだり、手紙を書くみたいに、薙刀を続けていきたいのです。』というセリフに、1つの解を得たような気分になりました。

 

夏之の復帰戦は、もうなんか、舞台版でのあれそれもあって本当ちょっとエモ過ぎて書くのが無理なので書けませんでした。

 

さて、舞台版のLVや劇場版の発表に合わせて単行本を発売したことによって、23巻最終話が本誌でつい2週前に連載されていたなんて状況になっているので、単行本で読むことになるのはだいぶ先になりそうですが、本誌で始まった熊本東編も楽しみですね。熊本東や出雲英豊などのキャラクターが描かれていくのであれば、インターハイ本選編もまた楽しみです。

 

 

お酒の美術館 行ってきた

Slowdiveが5/5に新譜出すそうですね。

 

いきなりタイトルとは全く関係ないんだけど、音楽のことについてひとつ記事を書けるほど造詣は深くないのでなんか枕として駄文を書いておきます。

 

アルバム名はベスト盤ではないけど『Slowdive』。年明けに発表した新曲「Star Roving」も収録されてるみたいです。この曲聴いた時に、懐かしさもあるけど全然時代遅れにはなってなくて凄いなーとなったので、アルバムも楽しみです。

www.youtube.com

新譜情報にあたって、また1曲公開されてます。

www.youtube.com

 

数十年ぶりに再結成してアルバムを発表しその新譜の名前がバンド名って、シューゲイザーというジャンルも相まって2013年のMy Bloody Valentineの『mbv』を思い出してなんだか楽しい気持ちになります。Rideも6月に新譜出すみたいだし、すごいですね。2017年っていう西暦が冗談のように感じます。

 

2017年という西暦が冗談のように感じるっていうけど、実際それはここ数年毎年言ってて、2013年にはKraftwerkが来日するしマイブラはアルバムを出すし、2014年はたくさん大物が来日するし、フジロックにはSlowdive出るし、2015年も2016年もアルバムこそ出さないもののちょくちょくMassive Attackが新曲をリリースしてたり。

 

アナログの音にはバリエーションにも限界があるし、どんな曲を作っても「~っぽい」って言われるし実際既視感(既聴感とでも言うのだろうか?)あるものばっかりで、EDMとかデジタルの音はどんどん進化していってバリエーション豊かになっていくから、最近のバンドがしょぼいってことは決してないんだろうけど、大変そうだなって思います。ポップスのほうがよっぽど挑戦的で聴きなじみのない目新しい音とか手法を使っているように感じます。

 

いや、知らないだけなんだろうから、最近のおすすめバンドがあったら教えて欲しいです。

 

そういうポップスの挑戦的な感じを取り入れようとしてるのかなーって思ったのはThe XXで、今年の年明けに出た『I See You』はかなり好きでした。フジロックも出るみたいで楽しみです。

 

今年のフジロックAphex twinBjörkが今のところヘッドライナーに決まってて最高に好みって感じなんですが毎年試験期間と被るので行けた試しがありません。大学生のためのフェスじゃないんですかね、そういうわけでもないか。一方行ける可能性あるサマソニは何とも言えないメンツで...大阪来ない奴もうGood Night.

 

音楽として新たなジャンルとか新しい音を生み出すのはすごく難しいけど、アイドルとメタルでBABYMETALとかラウド・ロックでPassCodeとかそういう組み合わせで新しいものを作っていこうっていうのが最近の流れなんでしょうか。ライブはやらなくても良いので、良い声であろう声優さんを使ったシューゲイザーバンドとか作ってはくれないでしょうか。流行らないか。そんな突飛なことをやってくれるのは「はなまる幼稚園」とNARASAKIさんだけですか。

 

黒糖ドロップ、好きなので知らない人には聴いてほしいです。もっとボーカル抑え目のマスタリングだったらもっと良かったですけど。葉月絵理乃さんの声はElizabeth Fraserと同じくらい好きですタイトルに反して音はCocteau twinsと言うよりはLushです。

 

とっちらかって記事にはならないし、これ以上長くなっても仕方ないので本題です。

 

 

 

先日、もう今月はお酒飲まないかな〜と思って1-3月に飲んだお酒というゴミを投稿したけど

taroulion627.hatenablog.com

結局その後に飲みに行く機会がありました。新しくできたお店だったので、折角だから書き残しておきます。

 

京都に最近できた『お酒の美術館』なるパブです。

https://www.facebook.com/liquormuseum/

 

オールドボトルが結構充実していたりしますが、バーではなくパブなので食事もあったり、キャッシュオンデリバリーシステムであったり。酒の事ばっかり考えてて結局撮り損ねましたが、館内はいわゆるフォトジェニックっていうやつでしょうか。お酒に詳しくなくても楽しめる雰囲気だと思います。

 

こういった雰囲気で、さらにオールドボトルが置いてあるのも凄いんですけど、何よりむちゃくちゃ安いっていうのも魅力です。

 

お店がOPENしたてなので限定で安くしてたりもするんですが

 

現行のマッカランボウモア、山崎などは700円です。フィディックに至ってはオールドで500円。凄い。

 

 

 宣伝ツイートされてるものでも気になるものばかりだったのですが、実際行ってみて目に入ったのは

 

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軽井沢の若い年数であったり、サントリーの樽出し原酒や古樽仕込やら木桶仕込やら。

軽井沢でもショットで700円とかだし、サントリーのも全部1200円でした。

 

目ん玉飛び出るほど美味しいかって言われると、別にそういうわけではないんだけど、なかなか飲めないし、飲めたとしても希少価値とかついてて他で飲むと変に高かったり。オークションとかでも買えない値段ではないんだけど、一本買うほどではなかったり古いボトルだから出品者の管理に信用がなかったり。そういうようなボトルがたくさん置いてあって楽しいお店でした。

 

キャッシュオンなので割り勘とか考えなくていいし、食事もあるので、ウイスキーやブランデーにそこまで詳しくない人とでも行きやすいのも良いです。

 

凄い良い感じのお店なんだけど、行った時ガラガラだったので、なんとか話題になって長く続くお店としてやっていって欲しいです。

 

私がインフルエンサーだったら、自分きっかけに流行らせることができるんだろうけど、現実は腐れオタクなので今日も乃木坂46の「インフルエンサー」の鈴木絢音さんの個人PVを見ることしかできません。

 

結局本題よりも最初の駄文の方が長くなってしまいました。

終わり。

1~3月に飲んだ酒

大して知識も含蓄もないけど、印象に残った数本だけ経験値として備忘録を残しておく。 

さて、昨年からウイスキーにはまり込んで行ったが、思えば京都で学生をしているにも関わらず酒を飲むのは都内ばかりで、京都のバーに行ったことはほとんどなかった。それはまぁ声優やらアイドルのイベントで都内に行くついでに飲みに行っていたからなのだが、もはや酒を飲む口実を作るついでにイベントに行ってる節もあったので、この3か月はなるべく京都のお店に足を運ぼうとした。まぁ結局乃木坂やら欅坂やらアイマスやらで都内に足を運ぶ頻度はそこまで減らなかったんだけど。

 

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昨年末話題になったボトル。神戸メインモルトと有楽町キャンベルタウンロッホという有名なバー2店に向けて詰められた1樽。グレンファークラス1989

近年シェリーという言い方をするけど、なんせ近年成人したもんだから近年シェリーしか知らん。

とはいえ、これは一つ頭抜けてるなとは思った。レーズンやドライフルーツの香りというより、フレッシュなブドウの香りがして、後味のタンニンは渋すぎず。全体を通してみずみずしい葡萄感がある。少し土っぽいけど硫黄やゴムのようなネガティブな印象ではない。

(昔と比べると)マッカランがそんなに評判の良くない昨今、シェリー系といえばファークラスになってくるんですかね。

 

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90年代流通のエドラダワー10年。近年じゃないシェリー系を飲んでみようとリーズナブルなものを探したら出てきた。とはいえ、エドラダワーは特徴的すぎて近年がどうとかそういうんじゃなかった。

一般的にネガティブな要素として語られるパフューム香が強く出ている一本。結構嫌いじゃなかった。オールドボトル特有のヒネ?もある。練乳のようなクリーミーさと主張の強くない穏やかなシェリー感はブラインドでも分かりそう。

2000年代からシグナトリーが蒸留所を買収して、最近はパフューム香がなくなったらしい。後学のためにこう言ったクリーミーなものを飲んでおくといいな〜とか思ったりもするんだけど、そもそも娯楽で飲んでる酒に後学もクソもあるかよとも思ったり。

 

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ウイスキーフェスティバルin東京2010の限定ボトル、ロングモーン34年

想像してたトロピカルな感じはあんまりないけど、とにかく美味い、筆舌に尽くしがたいものだった。

「筆舌に尽くしがたい」って、語彙力ないです。って言ってるっていう意味では「いいねぇ〜」と何も変わらないんだけど、なんか頭良さげに見えるから良いよね。積極的に使っていきたい。

ラベルに書いてるのは2014年マッサンで一躍有名になった竹鶴政孝と、彼が国産ウイスキーを作るために修行へ行ったロングモーンの工場長が描かれているとか何とか。エモいエモい。

 

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去年はシェリーシェリーとうるさかった自分もいい加減飽きてきて、最近は南国系をやたらと飲みたがって注文する。自分の中ではそういうニュアンスはアイリッシュにばかり追い求めてきたんだけど、このブナハーブン36年はアイリッシュのケミカルな感じはなくて、モルトの旨味が強く明るいトロピカルフルーツって感じだった。味に明るいって表現はなんか意味わかんないと思うんだけど、なんかそういう感じ。加水して40.1%とはいえ後味は本当にアルコールか?ってくらいスッとしてた。

 

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昨年末ようやくピーティなウイスキーの美味しさもわかってきたので、色々と飲んでみたが、印象に残った2本。

パリに店を構えるラ・メゾン・ド・ウイスキー(LMdW)のtenシリーズ07ボウモアと、イチローモルト秩父ピーテッド2016。

短熟でもピートが効いていると若い原酒の荒さがマスクされて割と飲みやすい。前者ではマスクされた奥から南国系のフルーティさが、後者ではバニラっぽい樽の味が感じられる。

ボウモアは2013年販売だからもう手に入らないし、イチローモルトに関しちゃ定価なんてあってないようなもんなんだけど、こう言ったボトルが定価で1万しないって聞くと、家飲みは案外こう言う穏やかなピート感あるものを選ぶのがコスパ良かったりするのかなって思った。定価で手に入るならね・・・。

 

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2月には秩父神社で行われた秩父ウイスキー祭2017に行ってきた。いい天気。

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カードシリーズや、ベンリアックの40年近いボトルが格安で飲める。店で飲んだらどんな値段になるやら。。。写真は撮り忘れたが、山崎蒸留所秘蔵モルトなんかもあった。

貴重なものを飲めるのは嬉しいけど、過去のボトルが良かったっていう事実を知るたびになんだか悲しくなってくるね。

 

そうした、滅多にお目にかかれないボトルを試飲できる、というのも魅力の一つであるが、ここでは色んなお店の新商品をいち早く飲めるという良さもある。

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上は埼玉県に本店を構えるエィコーンのオリジナルボトリングの新商品である。

グレングラントを飲んだことはあまりなかったが、これは結構美味しかった。

 

下は信濃屋のオリジナルボトリング3つ、グレンファークラス2004,2005とチェスシリーズの最後の1本チェックメイトアイリッシュシングルモルト1988。

先述の1989といい、信濃屋がこの前出した1991といい最近やたらと話題のファークラスだけど、2004年も飲んでみてファミリーコレクションってやっぱりいい樽選んでるんだなーと。流石に1989や1991と比べると荒さは感じるけど、後味の甘みや硫黄感などの無さはかなり良いと思う。14kと言われると少し足踏みはしてしまうけど。

アイリッシュシングルモルトは、まぁなんというか美味いけどスッゲェケミカルだ・・・。値段も約4万円となかなか。

 

さて、メインイベントはこのウイスキー祭で行われる信濃屋のセミナーだ。

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Facebookとか見てもあんまり情報とか出てないから、書かないほうがいいのかな〜とか思いつつも、いやそもそも別にこんなクソブログ誰も見てないんだから忘れないうちに書いとこうと。

ボトラーズとしてオリジナルボトリングを始めて10周年になるSHINANOYAが今年それを記念して10樽出すというその一部をチラ見せ、みたいなセミナー。

 

テイスティングで出てきたのは、先ほども飲んだチェックメイト、昨年末リリースされたファークラス1991、アプルヴァル(これはウイスキーでなくカルヴァドスだけど)、今後リリースするらしいティーリングシェリーカスク1991、軽井沢1981

まさか4000円のセミナーで軽井沢が飲めるとは・・・。

 

チェックメイトはプラコップで有料試飲してもケミカル強いなっていう印象しかなかったんだけど、テイスティンググラスでゆっくり飲むと流石に白桃やマンゴーのような香りが感じられた。

ファークラスは1989のよりももっとレーズンやプルーンなどのドライフルーツの香りと味わいが強く、後味もタンニンというよりはカシスとかそういう甘い感じだった。

ティーリングはアイリッシュの1991というだけあってアプリコットとかそういうトロピカルフレーバーはチェックメイト同様あるんだけどそこにシェリーカスクの樽感やスパイスが乗っかってて面白い。

カルヴァドスはあんまり飲まないのでアプルヴァルは、ただただ美味しいな〜って感じでしかなかった(というより酒飲みすぎてもうあんまり舌が機能していなかった)。

 

マッカランを超えて今ウイスキー市場で最も高額で取引されている、一本の最高落札価格1100万とかそういうのでやたら名前ばかり聞くが全く飲んだことも見かけたこともない軽井沢であるが、まさか飲む機会があるとは思ってなかった。

ヒュミドールとかなんか若干鉛筆とかインクのような香りと、シェリーからクミンとかのスパイス、フィニッシュにビターチョコレートの感じととにかく忙しく複雑で、空いたグラスを香ってみると出汁のような香りがする。もう・・・なにこれ。

いや、美味しいんだけど、とにかく飲み疲れるものだった。外で飲むにはちょっと疲れるから、家に一本あってすっごい良いことがあった日に2,3時間かけて飲みたいものだけど、到底買えるような値段では発売されないんだろうなぁ。

 

まだ銘柄は発表できないが今後リリース予定としては、信濃屋と付き合い長い蒸溜所のオフィシャルボトリングと、70年代のアイラとのこと。

最近チェスシリーズのマッカランが発表されたが、マッカランは単独のプライベートボトリングでは初採用だし長い付き合いというわけではないから、違うんだろう。これもノンシェリーっていうマッカランハウススタイルからかけ離れたもので凄い気になる。けど、20年で36900円てね。。。安いんだろうけどね・・・。手は出せない。

ファークラスはもう何本も出したし、トマーティンとかだろうか。

 

このウイスキー祭で何か1本ボトルを買って帰ろうと思っていたのに、セミナーで圧倒されて結局何も買わずに帰った。

 来年も開催されるそうなので、何としても行こうと思う。まぁ、プラコップじゃ味も香りの全然ピンとこないことがわかったので、小瓶でも大量に買い込んで・・・。

 

 

京都だけじゃなくて、大阪にも足を運んでみた。

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セミナーのティーリングやチェックメイトも美味しかったんだけど、ここで飲んだレッドブレスト25年があまりにも別格に美味かった。

白桃感が群を抜いている。アイリッシュで1991はかなり評判がいい。どの銘柄でも基本クーリーかブッシュミルズ蒸留所で作られたものだから大体似たような樽で、外れが少ないのだという。スリーリバーズのティーリング23年とかも思えば1991だったし、今度の信濃屋のもそうだし、ティーリングのヴィンテージリザーブにはあんまり普通のティーリングと似たようなテイストは感じないから多分その通りなんだろう。

でも、このレッドブレスト25年にはレッドブレスト12年のニュアンスがそのままにとにかく滅茶苦茶美味くなっている。というか、そもそも12年ものでも十分に美味いので是非飲んでもらいたい。

 

ここ数年、アイリッシュのヴィンテージがドゥンドゥン発売されているし、アイルランドではまたどんどんと蒸溜所が稼働しているので未来は明るいんだけど、そろそろ一旦こう言うプライベートボトリングみたいなものは減ってくるかもしれないとセミナーでも言ってたので、91年もののアイリッシュは今のうちに買っておくと良いんだろうな〜。レッドブレスト25年、輸入したら大体5,6万か〜高いなぁ。

 

ヤマもオチもないけど終わり。

 

 

 

 

 

アイルランドに行った その5

9月に行った旅行のことをいつまで引っ張るのか。備忘録を書こうにも遅筆なせいでボロボロと記憶も抜け落ちてしまっているけど、雑に残しておく。

 

アイルランドに観光っていうと、ちょっと田舎の方に行って大自然を満喫するか、クライストチャーチ大聖堂とか聖パトリック大聖堂だのダブリン城だの見て回るのが王道なんだろうか。昨年北欧を回った時は、特に行きたいと決めていたところはなかったので地球の歩き方に載ってる歴史的な建造物を見て回った。まぁそりゃ外から見た感じは凄いなーって思うしヘルシンキ大聖堂なんかは若干テンションも上がったが、基本的に歴史に何の知識も興味もないから、見た目でピークを迎えてしまって中で見る資料の数々は正直蛇足でしかなかった。

 

では、アイルランドには何目的で来たか。酒だ。

 

成人したての頃アイリッシュパブで働いていた私が初めて飲んだウイスキーアイリッシュウイスキーだった。中でも一番美味いと感じたのが、イエロースポット12年である。バーボン樽やシェリー樽だけでなく、スペインのマラガで作られている酒精強化ワイン、マラガワインの樽を用いられて熟成されている。

 

マラガワインは、ペドロヒメネス種やモスカテル種を用いて作られるためかなり甘口で、そのカスクで熟成した影響でイエロースポットの飲み口はエキゾチックな甘さとも評されている。余韻は結構スパイシーで、その変化に初めて飲んだ時は感動を覚えた。そんなイエロースポット12年と同じシリーズにグリーンスポット10年というものもあるが、それの限定品グリーンスポットシャトーレオヴィルバルトンなるボトルがWorld Whiskies Awards 2016のBest Single Pot Stillに選ばれていてまだ日本に輸入されていなかった為、アイルランドまで買いに行ったのだ。

 

そんなわけで、アイルランドで最初に行った観光は、IRISH WHISKEY MUSEUMである。

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がしかし、観光客にはどうやらホテルとかで公的に年齢を保証するチケットだかなんだかそんな感じの物が必要だったらしく、何も考えずに飛び出してきたせいで酒は飲めずじまいだった。もっとも、やっすいアパートメントホテルにそんなものを発行できる力があったかは定かでないが。

 

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何やら貴重っぽいボトルが飾られていたものの、飲めないボトルに何の価値があるものか。

 

飲めるボトルを見なくては!と気を取り直して向かったのはCeltic Whiskey Shop。

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流石はダブリン屈指の酒屋だけあって、見たことも聞いたこともないようなアイリッシュウイスキーが置いてある。今にして思えば、折角の旅先なんだからCeltic Caskを買えば良かったような気もするのだが、思いの外シベリア鉄道が高かったせいで足踏み、更に元はと言えばグリーンスポットのレオヴィルバルトンを買いに来たのではないか、他に買うにしても250ユーロは出せない、と諦めたのだった。

 

がしかし、そのグリーンスポットの限定品。そんなに美味しくなかった上に、帰国して数週間後にはリカーズハセガワに並べられることになるのである。おい、この旅行一体何のために行ったんだ・・・

 

これに加えて、DUNVILLE'S 10yを購入。

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日本で見かけないけど、まぁアイリッシュらしく癖がなくてPX Caskがいい感じに効いてていい感じ(雑

当時はやたらにPXにハマっていたので、8000円程度相当で買えるものだったから悩んだ挙句にこれを買ったのだった。結果としてはグリーンスポットよりこっちの方が普段飲みに・・・。

 

 

翌日。昨日はウイスキーを買ったり見たりで終わったので、二日目は工場に行く。ジェムソン蒸留所は改修工事中だったので、ポットスチルだけ見てすぐ退散。

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ギネス工場へ。

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ギネスの製造方法や歴史などが書かれているのとともに、ここでは入場の際のチケットで一杯ギネスが飲めるようになっている。最上階にダブリンの街並みを一望できるテラスがあり、そこで多くの人々がギネスを飲んでいる。

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あまり高い建物のない都市なので本当にダブリンを一望できる。ここで飲むのも良いかな〜とも思ったんだけど、一個下の階にギネスを自分で入れられるコーナーがあるという。

 

折角なので日本のアイリッシュパブで働いていた経験も生かしてここはひとつアイルランド人にシャムロック描いて驚かせたろやないかい!と意気込んだは良いものの、普段から適当に描いていたせいで「おいおいこれじゃあクローバーじゃなくて雑草だよw」とdisり嘲笑われた。クローバーだって雑草じゃないか。

 

ここで飲めるギネスは別格に美味しかった。日本でもちゃんと管理されたギネスを飲んでいたつもりだったが、味の濃さが全然違って濃厚だ。泡のクリーミーさもレベルが違う。だが、この工場で飲むから美味しいのであって、別にダブリン市内のパブでギネスを飲んでも美味いかと聞かれたらそうでも・・・ない。

 

一恥かいたところで、気を取りなおして次はティーリング蒸留所へ。

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2015年にできたというこの蒸留所、どうやら製造なども見学できるみたいなんだけど来るのが閉店間際だったせいで試飲とお土産コーナーしか見れなかった。

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有料試飲コーナーはちゃんとしたバーカウンターになっており、もはや店である。バックバーにティーリングしか置いてないのは圧巻。

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ヴィンテージリザーブ26年やリバイバルカルヴァドスカスク13年なんかも格安で飲める。し、カウンターに立ってる店員さんもめちゃくちゃ丁寧に説明してくれる。

 

しかしヨーロッパの人は本当にどうやらストレートでは飲まないようで、皆カクテルにしてくれって頼んでいる。26年ものでもか・・・。

 

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土産には樽出しのティーリングを自分でボトリングできる。カベルネ・ソーヴィニヨンカスクとラムカスク

 

色々とお土産も買って、いい気分で晩飯を食べに行こうと考える。アイルランドに留学していた友人から勧められたパブに向かう。

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The Brazen Headというパブ。この雑な感じのカウンターが、非常にらしくて良いよね。

 

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ギネスは美味しかったんだけど、何杯もスタウトとかエールは重たくて飲めないのでラガーで。

 

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アイリッシュシチューとギネス煮込み。イメージとしてはめちゃくちゃ水っぽいシチューでしかなかったアイリッシュシチューも、このパブのはちゃんと美味しかった。

 

シベリア鉄道に乗ってからロクでもない食事しかしてこなかったので、アイルランドの料理は涙が出るほど美味かった。やっぱり緯度が高いとダメだ。次に旅行するならもっと南に行こう。

 

 

 

 

 

2016年、美味しかったウイスキー

偉そうに2016年と見出しをつけたが実際まともに酒を飲みだしたのは今年からだから、説得力なんてものはなくて、なんとなく振り返ってまた飲みたいなーと思う年末のそういうやつです。

 

ランキングではなく、飲んだ順に。

 

1.山崎シェリーカスク2016

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山崎シェリーカスク2013がウイスキーバイブル2015で世界最高のウイスキーに選ばれたこともあって、2016の数量限定発売が決まった時はたとえ何万でも買おうと決めていた。実際発売された時は4万という値に足踏みしつつも抽選に応募。残念ながら外れてしまったが、友人が抽選に当たったので共同購入という形にしてもらった。

もう、語る言葉もない、バケモンみたいに美味かった。

 

2.ダグラスレイン The Old Malt Cask ストラスミル 29年

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the mush tunと信濃屋向けに詰められたストラスミルの29年。もうボトルで手に入れることは難しいだろうが、29年を1万5千円ほどで買えるということに驚いた。というのも、ここで初めてボトラーズの存在を知ったのだ。CADENHEAD'S, GORDON & MACPHAIL, ADELPHI, THE MALTMANなどなど、、、完全に沼にはめられた。

 

ストラスミルには、紅茶っぽい、なんかざらっとした印象しかなかったが、これはかなりオイリーでフルーツ感が良かった。

 

3.宮城峡 シェリーカスク

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山崎シェリーカスクから始まったこの1年は、バーに行ってもなんかシェリーカスクが飲みたい、しか言ってこなかった。どこかで飲みたいと思いつつもなかなか巡りあえなかったが、三越前のバーに入ってみたらあった。宮城峡自体は割と硫黄感が強くて得意じゃなかったがシェリーカスクはその感じもありつつも嫌ではなく、想像以上に濃厚なシェリーカスクだった。値段が定価で出回ってれば最高のボトルだけど、結局プレミアで4万くらいにはなっているから悲しい。

 

4. ティーリング ヴィンテージリザーブ 26年

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アイルランドはダブリンのティーリング蒸留所のバーにて。

最近はこのティーリングのヴィンテージリザーブがキテるようで。21年かなんかを昔に飲んだ時は味が複雑すぎて何が何やらって感じだったけど、多少飲みなれたからか、26年がずば抜けて美味かったのか。

 

シェリーカスク、シェリーカスクとうるさかった私だが、これの美味さには黙るしかなかった。聞けば、バーボンカスクで熟成からのwhite burgundyという辛口のシャブリでのフィニッシュらしい。そのため香りは白ぶどうっぽくもあり、味はトロピカルフルーツ全開という感じだった。26年は流石に日本円でも8万近くするが、23年や24年は2万ちょいで買える。ジャパニーズといいスコッチといい、ブランド的な価値が余計に乗っている気がしてならないので、適正価格で買えるアイリッシュは素晴らしい。どんどん人気になっていくだろうし、安いのは今のうちなのかもしれない。(というかこの1年でバッチも変わったのに若干高くなってるよね。。。

 

5. アベラワー アブーナ

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家に常備しておいて良いかな、というボトル。

アベラワーのオフィシャルはこの秋あたりにまた日本で正規に発売されているので供給に安定感があるし、ハイプルーフで、リッチな王道シェリーという感じでボトル1万いかない。これより美味ければ良いシェリーカスク飲んだな、という気分になるある意味自分の中での基準になった。

 

6. ラガヴーリン 25年

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今年で200周年を迎えるラガヴーリンが記念に出した25年。まぁ鬼のように高かったし、美味いのも当たり前なんだけれども。

長熟のアイラでシェリーカスクってなるともう、大抵のボトルはどれかの要素の良さを殺してしまうんだけれども、すべての要素の良さを引き出してる感じで美味しかった。アイラ自体はあんまり得意ではなかったが、これはまた飲みたいという気持ち。

ピートが効いたウイスキーで美味しいと感じたのは、これと後述のボウモアと、カネマラ22年くらいだろうか。来年は開拓していきたい。

 

7. ハンターレイン The Old Malt Cask ボウモア20年

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ボウモアには苦手意識があり、そもそもアイラモルトが好きでないというのもあるがその中でも特に臭い上に辛くて、にも関わらず味はさらっとしてるという印象だった。

 

ところが、このボトルでは辛さは全く感じられず、「アイラの女王」と呼ばれる所以を知った。ピート香はあるが、味わいは優しくそれとなくパッションフルーツの感じがある。昔のボウモアは南国感が凄かったと聞いて半信半疑だったが、これは納得。比較のために普通のボトルも飲ませてもらうが、これも普通に美味しかった。オフィシャルの一番普通のボトルでも、1,2年でこれだけ変わるのか。。。

 

8. 山崎 ミズナラ

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いつかは行ってみたい、まさに「男の憧れ」というような店であるが、むしろ憧れて足を踏み入れられるのは学生の時分だけではなかろうか、と思い立ってお邪魔した。休日であったため、島地先生もおられたが歓迎してくださった。

 

この店のためだけの山崎である、詳しくは書かない方が良いのか知らないけれど、内容に対して値段は破格である。これをまずはニートでいただく。ミズナラというと、良く言えばキャラメル香と言える。悪く言えば青臭くてエグい。正直あまり美味しいと感じたことはなかったが、これはもう良い部分しか出てない。これはもうウイスキーというか、ジャパニーズウイスキーという別の酒だ。

 

二杯目は1:1で水と割ってシェイクして出してもらった、これが衝撃だった。薄まることなく、香りと味が一気にブワッと開くのだ。スイスイ飲めてしまう。。。ダブドフの葉巻を蒸しつつ、何から何までに呆気にとられたのだった。周りには明らかに高い服を着た、社長と呼ばれる人しかいない。逆に後数年もしたら足を踏み入れられないのだろう...と思いつつ、浮かれた学生のうちにまたうっかり勘違いと憧れで足を踏み入れたいと思った。次はタリスカーのスパイシーハイボールも頂こう。

 

こうしてみると結局1年、山崎で始まり山崎で終わっている。今年はロシアやアイルランドに旅行して、日本って酒しょぼいなーなんて思っていたけれど、とんだ勘違いだった。いや、もうちょっと安くしてくれりゃあねぇ・・・。

 

 

Tokyo Whisky Libraryとモルトハウス本町行ってきた

ウイスキーブームと言われるだけあって、色んなイベントが注目されたり(毎年やってんだけどね)、新しい店ができたりしている。

 

その中でも、東京は表参道にできたTokyo Whisky Libraryと大阪は本町にできたモルトハウス本町に行ってきた。どっちもなんかこう、ちょっと大人びた洒落た街という印象があるし、ウイスキーってそういう印象なんだろうね。

 

まずはTokyo Whisky Library

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入り口はコンセプトの図書館風。中に入るともっとお洒落空間でした、サービス料10%もやむをえまい。

 

席に座ると、見開き1ページのオススメウイスキーのみを載せたメニューを渡される。が、折角1000種類あるならその全てを見たい。その旨を伝えると

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辞典のようなメニューが出てきた。値段としては少々割高のような気もするけど、店内お洒落だし、そういうもんだろう。

 

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昔飲んだ、信濃屋とmush tunのストラスミル29年が凄く美味しかったので無いかな〜と思ったけど、なかったのでストラスミルで面白そうなのを飲んでみた。香りから味の余韻まで、紅茶っぽさが凄い。

 

店員の方はこんな若輩者にも丁寧に色々と飲んでみたいような味とかの相談にも乗ってくれたので、サービス面はとても良かった。

 

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最後に、最近流行のエイジングカクテル(カクテルを樽の中に入れて数日から数週間熟成させる)のブルヴァーディア。なんかこう、普段ウイスキーばっかり飲むから、こういうの量が多くて水っぱらになる。カンパリの苦味とベルモットの甘さにバーボンの感じが樽熟で綺麗にまとまってて美味しい(小学生レベル)。ブルヴァーディアとはネグローニのジンをバーボンに変えたものだそうで。

 

カクテルで、レシピにリキュールはこれを使ってるって書かれても、例えばクレーム・ド・カシスって書かれてもルジェなのかフィリィップドブルゴーニュとかシャルルバノーとかなのかでだいぶ味変わってきそうだけど、カンパリって言われたらもうカンパリでしかないし、そういうの良いよね(伝われ

樽買って家でエイジングカクテル、やってみたい。

 

雰囲気良いし、サービス良いし、平日は3時までやってるし、かなり良いお店だった。自分が行った時はまだ開店したてで、ボトルも抜栓したてが多い(というか自分が飲んだものに関しては全部自分が抜栓した)し、物によっては味が開いてないのも多かったけど今後が楽しみだ。エイジングカクテルも、熟成によって日々味が変わっていくものだから、何回通っても飽きない気がする。まぁ、3時に表参道に放り出されて、その後どうするんだって話があるけれども。。。

 

所変わって、大阪、モルトハウス本町。こちらはバーではなく、酒屋。

 

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想像以上に狭かった。見えているので店内が全て。しかしながら、このお店の強いところはなんといっても・・・

 

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量り売り!!これは画期的。今年のモダンウイスキーマーケット2016で販売されたイチローモルトのPXフィニッシュも100mlまで購入できる。10mlからの販売?だったと思う。このボトルを買おうとすると、限定品ということもあって多分4万は下らないけれど、このお店では358円/10mlで売っていた。70倍して税込で27000円なので、まぁ比較的良心的な値段かと。量り売りをするとは聞いていたけど、それで割高になっちゃったらなぁ、、、でも仕方ないよなぁ。なんて思っていたけれどとんでもなかった。

 

自分の周囲では日本酒がブームになっているけれど、それはいいボトルでもそんなに高くなく、そもそも日持ちもあまりしないから人と一緒に飲むことでさらに一人頭の額を減らせるというのが要因の一つだろう。ウイスキーはそうもいかない。日持ちするから分け合うという感じでもないし、かといってボトルで買うと安いやつでも2,3000円はするし。何より天井がない。4万じゃ大して驚かなくなっている自分が恐ろしい。

 

それを補ってくれるのがこの店だろう、そこそこのウイスキーを飲んでみて美味しさがわかってきたら、高いものも試しに飲んでみたくなる。だがボトルで買うにはハードルが高すぎる。外で飲むのも良いが、たまには家で良いウイスキーをゆっくり飲んでみたい。そんな時にはここで量り売りのウイスキーを買ってみたらどうだろうか。オフィシャルやボトラーズのなかなか年数の深い高級品がそこそこある。

 

標準的、入門的なグレンリヴェットマッカランも置いてある。もちろん全て定価相当だ。何となく自分の好みがあると、そういう感じの中で高級なものばっか飲んでしまう。たまには、全く飲んで来なかったけれど今更外で飲むときにそれを頼んでみるのは気が進まないというときにここでちょっぴりだけ買ってみるのも。まぁ、東京に行くことが多いなら、リカーズハセガワに行って有料試飲すればいいんだけど。

 

難癖つけるとしたら、まぁちょっと品揃えが少ないかなぁと思わないでもないけど、スペースの都合上仕方がない。お店の人にも悲しそうな顔でそんなことを言われつつ、それでも在庫の中から選りすぐりのものだけを置いてるんだそうで。

 

100mlと150mlの小さいボトルも置いてあるのもいい。(100mlのが150円だった)

このボトルも結構洒落てるし、頼めば包装もしてくれるそうだから、プレゼントにもうってつけだ。

 

来月から販売免許が下りて葉巻も置くそうなので、また見に行ってみようと思う。

 

アイルランドに行った その4

タイトルは変えるが、前回からの続き。「シベリア鉄道からアイルランドに行った」でも良かったんだけど、それだと全て陸路で行ったみたいな感じが出てくるので。。。

 

というか元々はそのつもりでルートを考えたりもして、シベリア鉄道でモスクワまで行きそこからリガとかに電車やらバスやら使ったりとか、去年フィンランドに行った際にロシアビザを持っていなかった為に断念したサンクトペテルブルクヘルシンキ間を結ぶ高速鉄道Allegroに乗ろうとか。夢は膨らむばかりだったが、口座の貯金額は膨らむことはなく、予算の範囲内でシベリア鉄道に乗ってかつアイルランドに行くにはイルクーツクで鉄道の旅を終えざるを得なかったのである。飛行機、安い。

 

事前にちゃんと予定を決めて安い航空券を取ったりすればもっと安く済んだはずなのだが、片道成田からウラジオストクまでの航空券だけを持ち日本を飛び出た我々は、イルクーツクに着いてから調べた段階で一番安い飛行機を取らざるを得なかった。トルコのアタテュルク空港やベルギーのブリュッセル空港を経由するのは流石にテロ的な意味で恐ろしかったのでそこらは避けつつ(それならISISから宣戦布告されているロシアに旅行すること自体アレだが。)

イルクーツクからウラル航空でモスクワ、モスクワからモルドバ航空でキシナウを経由してダブリンというルートが一番安かった。いや、キシナウってどこなんだ。。。

 

モスクワは通り過ぎるだけ。ロシアに旅行に行ってモスクワもサンクトも行かずにウラジオストクイルクーツクだけ行くことになるとは思わなかった。天候にも恵まれなかったため、あまりロシアを満喫できなかったし、次モスクワなどに行く機会があったら晴れていることを願う。。。

 

印象に残ったことといえば、泊まったアパートのエレベーターがマジで揺れるしアナウンスの男の声がむっちゃ低くてこえーしなんかバイオハザードみたいな気分だったのと、イルクーツクで酒飲むか!となって酒場を探してもアイリッシュパブばっかりで、いやこれからアイルランド行くのになんでロシアのアイリッシュパブに行かなあかんねんとなった、というくらいだ。

 

イルクーツクを後にして、モスクワに向かう。本当に直前に取った飛行機だったため座席は最後尾。そのため、リクライニングではない。しかも、座席前にあるはずのテーブルが自分のところだけない・・・。隣は鬼のように太ったおばさん。イルクーツクの寒さで若干体調崩し気味。地獄だ。

 

どうなることやらと思ったが、一瞬で寝て起きたらモスクワに着いてた。飯も食ってないし、サービスもへったくれもあったもんじゃない、そもそもテーブルがないんじゃあ飯も食えなかったが。西へと移動しているので、早朝に出発して6時間ほどの道のりだったが着いても朝の9時。ここから7時間ほどドモジェドヴォ空港で次に乗る飛行機を待つことになる。

自己乗り継ぎなので市内に出るのも良かったのだが、空港から市内まではそこそこ距離があって観光をするには時間がなさすぎるので、空港でずっと漫画を読んでいた。Kindle、最強。

ヘルシングを読んでいたらいつの間にか搭乗時間になっていて、いよいよキシナウへ向かう。しかしまぁ歴史とかの教養がまるでない自分でも、ヘルシングの思っクソにハーケンクロイツが描かれてるページを開くのは憚られる。

 

モルドバ航空でキシナウへ向かう。まぁ安いしサービスはともかく死ぬことはないだろうと思って乗ったが、離陸時、滑走路でカーブをしながらジェット噴射したり、飛行中めっちゃ揺れたり、着陸成功時に乗客が拍手喝采したり・・・なかなかに価値観を揺さぶられた。

 

さて、聞いたこともなかったキシナウはモルドバという東欧の国の首都だ。ルーマニアウクライナに挟まれた内陸国であるモルドバは、ヨーロッパ最貧国で町並みは旧社会主義国っぽい奇妙さがあるらしい。あくまで乗り継ぎでしかないから、その様相を町並みから見ることはできなかったが

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モルドバ航空の乗り継ぎで通る謎の通路は異様に長く、壁は画像のようなビニールシートで囲まれてて、「不便でごめんね」みたいなことも書いてあった。確かに、なんか貧乏そう。。。

しかしこの国肥沃な土地ゆえワインやコニャックはかなり有名で、食材もかなり豊かだそうだ。

 

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空港で醸造してるビールとかいうのもあった。飲まずにはいられない。

結論としては味はまぁまぁだった。こういう限定の樽生ビールってついつい飲んでしまう。

 

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昨年旅行したヘルシンキでも、BRYGGERIという店内で醸造したオリジナルビールを売っているパブに足繁く通ってしまった。

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店の地下にこのような施設も併設していて面白い。

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ヘルシンキ大聖堂の真南にあるので、観光のついでにもバッチリである。

お土産でもここのビールを売っていたので買って帰って、当時バイトしていたパブの社員たちに配って回ったが「え、あんまり・・・。」と言われてしまって、そんなはずは!と思って自分の飲んでみたが、確かに現地で飲んだのより全然味が落ちていた。ボトルと樽生の差なのか、「そこでしか飲めない!」とか「限定」という文字に惑わされていたのか・・・。とりあえず現地で飲むと美味しかったです。

 

閑話休題

ここでの乗り継ぎ待ち時間は3時間ほどであったため、免税店で色々酒をみたりお土産なんか買うかな〜と見て回ってるだけで終わった。

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 とはいえ、酒はEU圏内のあれそれで買えないし、お土産になりそうなものなんてキャビアくらいしかなかった。結果ダブリンで泊まるホテルに冷蔵庫がなかったので買わなかったが、この値段は安いのだろうか。。。

 

またあのモルドバ航空の飛行機に乗るのか・・・と辟易しつつも、飛行機に乗る。時刻は夜の21時、空港周りには一切都市という都市がないらしく、周囲の暗さが尋常じゃないかった。最貧国、恐るべし。再び、乗る、曲がりながらジェット噴射、揺れる、到着、拍手喝采、を経て無事ダブリンに到着した。したは良いものの時刻は23時。泊まる金も勿体ないので、ウラジオストクぶりの空港泊。空港内のマクドナルドで。思えばロシアだったからであろうか、マクドナルドを見かけることは一回もなかった。

あ〜資本主義に帰ってきたな〜とMの看板で感慨を覚えつつ、寝る。

イルクーツクを早朝に出てから、まだ1日が経っていないことが不思議でしょうがなかった。西へ西へと移動したから、実際問題24時間以上1日を過ごしていたような気もする。

 

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起きたら朝の6時、ロシアでは全く見ることのできなかった青い空に、同行者共々「やっぱアイルランドだな〜〜〜」

 

ここまでのアルコール不足を取り戻すかのように、アイルランド旅行が始まるのだった。

 

忙しい時に限ってこう言う筆ばっかり進むので、きっと続くと思う。